176192302_624----------↣ 花ごよみ ↢----------
ツリバナ(吊花)
濃い赤茶色の小さな花を、葉の付け根からいくつも吊り下げる 5
枚花弁で、雌しべの根元にある花盤と呼ばれる蜜を分泌する部
分が大きい特徴的な花 風に揺れる様は一度見たら忘れない
秋の透明感のある紅葉と、真っ赤に熟す果実は見事という言葉
がぴったり 茶庭などによく植えられる ニシキギ科 花:8㎜
樹高:1~4m 花期:5~6月 全国低山や丘陵


あんぽ柿:シブ柿を硫黄で燻蒸した干し柿 かっこよく言えばドライフルーツ
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福島県伊達市梁川町五十沢( いさざわ:旧伊達郡五十沢村 )で
大正時代に開発されました
小学校のときかなりハマって" もういい "って言うくらい食べました

シブ柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる独特の製法で作られています
単に干しただけの" 干し柿 "は、乾燥して黒く堅くなり、さらに時間が
経過すると当分の粉を白く吹きます

これに対して" あんぽ柿 "は半分生のようなジューシーな感触で
羊羹のように柔らかいのが特徴です
硫黄は乾燥中に揮発するために毒性はありません
カリウム、ビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいます

原料は主に" 蜂屋柿( はちやがき ) "や" 平核無( ひらたねなし ) "
などのシブ柿を使用しています
蜂屋柿は大粒で柔らかく、平核無は小粒で甘みが強いのが特徴
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お見事―

❄ 歴 史 ❄
宝暦年間(1751年~1763年)五十沢の七右衛門がどこからか蜂屋柿を
持ち込んだのが五十沢の柿栽培の始まりと伝えられています
そのため、江戸時代の五十沢では蜂屋柿を" 七右衛門柿 "と呼んだそうです

蜂屋柿の皮を剥いて" 連 "(れん:柿を干すための縄 )に下げて天日で
乾燥した干し柿を江戸時代には" 天干し柿( あまほしがき ) "と呼んで
いたため、これが" あんぽ柿 "の由来と推察されています

当初は一般的な干し柿と同じように黒ずんだ色で、これは現在のあんぽ柿と
区別して" 黒あんぽ "と呼ばれます
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大正年間に、アメリカ・カリフォルニア州で干しぶどうの乾燥に硫黄
燻蒸を行っていることを知り、干しぶどうの硫黄燻蒸をあんぽ柿に
応用すべく研究し、試行錯誤の結果1922年(大正11年)に現在の
硫黄燻蒸あんぽ柿の原型が完成しました

❄ 食べ方 ❄
柔らかく、そのまま食べる( シンプル
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乾燥した涼しい風通しの良い場所に吊るしたり、冷蔵庫で保存すれば
3か月~半年以上保存できますが、長期にわたって保存した場合は
次第に乾燥が進み、ころ柿のようにだんだん堅くなってしまいます
時間が経過して堅く乾燥したあんぽ柿は、スライスしてサラダや一夜
漬けに混ぜたり、細かく刻んでヨーグルトで和えたりさまざまな食べ方が
可能 柔らかいまま長期保存するには冷凍保存 温度は15℃以下!

お菓子や漬け物を作る際、甘みをとるために砂糖を加えて練り込むと
自然な甘さのいい香りで仕上がります
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如何でしたか" あんぽ柿 "
ちょっと変わったネーミングですが、美味しさは折り紙付きですよー
是非是非、試してみてくださいな

本日はこれにて―