DSCF4921----------↣ 花ごよみ ↢----------
イナモリソウ( 稲森草 )
淡い赤紫色の花はいかにもデリケートで、ちょっと乱暴に扱えば
壊れてしまいそう 5裂した花弁の緑がフリルをつけたように波打ち
愛らしい花の内側に白く短い毛が密生し、先が5つに分かれた雌
しべと、5本の雄しべがわずかに見える 名前は三重県の稲森山
で見つかったことによる アカネ科 花:2.5㎝ 草丈:3~10㎝
花期:5~6月 分布:関東以西の本州、四国、九州


今回は、福島県は南会津郡桧枝岐村( ひのえまた )から
キレイなところをご紹介します
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" 尾 瀬 "
福島県( 桧枝岐村 )、新潟県( 魚沼市 )、群馬県( 利根郡片品村 )の
3県にまたがる高地にある盆地状の高原で、阿賀野川水系最大の
支流" 只見川 "の源流域となっています
中心となっている" 尾瀬ヶ原 "は約1万年前に形成された湿原

尾瀬国立公園にも指定され、日本百景に選定されています
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んー、やっぱり日本を代表する" 湿原 "・・・キレイ

尾瀬は活火山である" 燧ケ岳( ひうち ) "の噴火活動によってできた
湿原であり、ミズバショウやミズゴケなど湿原特有の貴重な植物群落が
見られます ほぼ全域が" 国立公園特別保護地域 " および " 特別天然
記念物 "に指定されており、歩道以外への立ち入りが厳しく制限され
" ゴミ持ち帰り運動 "の発祥地であるなど、日本の自然・環境保護運動の
象徴になっています

一般的に" 尾瀬 "とは、『 尾瀬ヶ原 』のほか、『 尾瀬沼 』や『 至仏山 』
『 燧ヶ岳 』などが含まれる国立公園特別保護地域をしまします
色々な箇所から" 尾瀬 "と呼ばれていることもあります

❄ 地 理 ❄
至仏山、燧ヶ岳、袴腰山、中原山などの2000m級の山に全方向を
囲まれた盆地です 東西の標高がいずれも約1400mを超えています
尾瀬沼と尾瀬ヶ原周辺に湿原が多く、沼や湿原は只見川の源流と
なっており、尾瀬ヶ原の水は全て" 三条の滝 "となって流れ出て
います 東西約6㎞、南北3㎞、特別地域の面積は約8690haです
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《 尾 瀬 沼 》

標高が高いので" 亜寒帯湿潤気候 "です
夏は冷涼、冬は非常に寒さが厳しいです -30℃まで下がることもあり
1995年12月28日には尾瀬沼で-31.0℃、山の鼻で-30.0℃が観測
されたことがあるそうです

" 冬に行け "と言われたらechoesは絶対ムリだわ・・・シンデシマウカモ

❄ 尾瀬ヶ原の湿原と拠水林 ❄
尾瀬ヶ原の湿原は" 拠水林 "によっていくつかに分割されています

" 拠水林とは? "
尾瀬ヶ原の湿原は" 拠水林 "によっていくつかに分割されています 拠水林とは、湿原の外部から
湿原を貫通して流れる川の両側に成立している林のこと 湿原の外部から流れてくる川は、多くの
土砂を運び、川に両側に自然堤防を形作り、そこだけは樹木の成長が可能となります ただし全て
の川に拠水林が成立するわけではありません 小規模な川は湿原に流入直後の短い距離にしか
拠水林を作れない川が多いんだとか また、湿原に湧き出た泉を水源とする川にも拠水林は成立
しないんだそうです


拠水林によって尾瀬ヶ原の湿原は、いくつかに分割されており
それぞれ独自の名称がついています

川上川と上ノ大堀川に囲まれた" 上田代 "
上ノ大堀川とヨッピ川m沼尻川に囲まれた" 中田代 ”
沼尻川と只見川に囲まれた" 下田代 "が主な湿原

周囲にも" 背中アブリ田代 " " ヨシッ堀代 " " 赤田代 "などの
湿原があり至仏山や燧ヶ岳の山頂から尾瀬ヶ原を展望すると
モザイク状に拠水林によって分割されていることが分かります
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< 燧ヶ岳から見た至仏山と尾瀬ヶ原 >
湿原を縁取っているのが拠水林

❄ 観 光 ・ 登 山 ❄
尾瀬はほとんどの場所に" 木道 "が整備されていて、湿原だけを回る
場合は標高差は最大でも260m程度あり、歩行はそれほど困難では
ありません
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登山道から木道があることから、軽装の観光客も多いようですが
現地は山岳地帯ですので、平野部と比べて気温も10℃くらい差が
あります 多くの人が訪れる初夏のミズバショウの季節は残雪も多く
気象の変化により急激に気温が低下することもあるのでご注意を

また、中央分水嶺付近に位置することなどから、夏の山の天候は
崩れやすく、雨天時や雨水後は木道が水没している可能性あり

木道を歩くので" 靴 "はスニーカーでもいいですが、雨や残雪の
濡れた木道は滑りやすいので、登山やハイキングに適した靴や
雨具を準備されたほうが良いかと

携帯電話はほとんどの場所で" 圏外 "だそうです
まぁ、この場所でしたら携帯云々は、どうでもいいかと
山小屋が結構ありますので、公衆電話はあるようですが
" 衛星公衆電話 "とのことなので、お高いです( アシカラズ

❄ アクセス ❄
福島側ですと御池駐車場( 有料:規制期間は使用不可あり )か
七入駐車場( 無料 )から、路線バスを使用してください

上記以外、鳩待駐車場( 規制時使用不可 )、富士見下駐車場( 無料 )

出来ることならマイカーではなく公共の交通をご利用ください

公共交通( 福島側 )
野岩鉄道・会津鉄道会津高原尾瀬口駅から沼沢峠行のバスを利用
東武鉄道がシーズン中の週末に浅草駅から会津高原尾瀬口駅まで
夜行列車を( 尾瀬夜光 )を運行していて、沼沢峠行のバスに接続

バスの終点から尾瀬の湿原までは徒歩1分なので・・・
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numajiridaira
大事な" 大自然 "みんなで守っていこうじゃありませんか

それでは、次回をお楽しみに