Fukushima Circulation

~ 福島県を巡って ~

相馬の伝統 " 相馬野馬追 "

2017-e1490238580319
相馬市の伝統、" 相馬野馬追 "が明日から開催します

δ 相馬野馬追 δ

福島県相馬市中村地区を初めとする浜通り北部
( 旧相馬氏領、藩政下では中村藩 )で行われる
" 相馬中村神社 " " 相馬太田神社 " " 相馬小高神社 "の
三つの妙見神社の祭礼です

馬を追う" 野馬懸 "、南相馬市原町区に所在する
" 雲雀ヶ原祭場地 "において行われる" 甲冑競馬 "と" 神旗争奪戦 "
街を騎馬武者が行進する" お行列 "などの神事からなります

東北地方の夏祭りの先駆けとみなされ" 東北六大祭り "の
一つとして紹介されるときもあります
soumanomaoi_h250728_017
本来であれば7月23日から25日までの3日間の日程で神事と祭りが
一体となって開催されていたんですが、2011年からは祭りと
神事は分離されて、祭りを7月最終週の土曜日に開幕、神事を
24日・25日に日程を固定して実施することになりました

起源は、鎌倉開府前に相馬氏の遠祖である平 将門が、領内の
下総国相馬軍小金原(現・千葉県松戸市)に野生馬を放し
敵兵に見立てて軍事訓練をしたことに始まると云われてます
鎌倉幕府成立後は、このような軍事訓練は取締られたそうですが
この" 相馬野馬追 "は神事という名目でまかり通ったようです
cbc7a417
1868年の戊辰戦争で中村藩が明治政府に敗北して消滅すると
1872年に旧中村藩の野馬が全て狩り獲られてしまい、野馬追も
一時消滅したんだとか
しかーし、原町の相馬太田神社が中心となって野馬追祭りの
再興を図り、1878年には内務省の許可が得られて復活!
祭りのハイライトの甲冑競馬 および 神旗争奪戦は
戊辰戦争後の祭事となりました
maoi
圧巻!

相馬氏は将門の伝統を継承し、捕らえた馬を神への捧げものとして
相馬氏の守護神である" 妙見大菩薩 "に奉納したそうです
これが現在の" 野馬懸 "に継承されています
20140806TAN000087000_00
野馬懸

この祭りのときに流れる民謡" 相馬流れ山 "は、中村相馬氏の
祖である" 相馬重胤(そうましげたね)"が住んでいた
下総国葛飾郡流山郷(現・千葉県流山市)に因んでいるそうです

δ 開催地と三軍 δ
浜通り夜ノ森以北のうち、戦国時代から江戸時代にかけて
相馬氏・中村藩の領地に入っていた市町村で開催されます

各郷ごとに騎馬隊が編成され、さらにそれが神社ごとに
三軍に編成されます
中村城跡と相馬中村神社が所在する相馬中村地区で
編成される" 宇多郷勢 "の長は、中村藩主にならって
全三軍を率いる総大将になります
祭りのハイライトの甲冑競馬や神旗争奪戦は
南相馬市原町区の雲雀ヶ原( ひばりがはら )にある
相馬野馬追祭場地で開催されます
20141008-00039776-roupeiro-000-13-view
甲冑競馬・・・いい顔してますねぇ
相馬野馬追(神旗争奪戦)
神旗争奪戦

妙見神社の神事ならびに君主の行列のため、上から見下ろすことは
いけないことだとされています
そのため、出陣式のときに通る中村第一小学校前の歩道橋は封鎖
付近の民家でも2階から見下ろすことは自粛するのが通常だそうで
徹底してますねぇ

今年の" 相馬野馬追 "の行事概要は
無題
こんな感じになっています
お時間のある方は、行かれてみては
kap-47
soumanomaoi_h250728_070
soumanomaoi_h240729_00
スゴクない・・・かい( とっても勇敢
16_07_24_IMG_1941
カワイイけど、カッコイイよ

では、この辺で
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングならblogram

もしこの記事が気に入って頂けましたなら、はてなブックマーク等で                      シェアをお願い致します  励みにになります

Add to netvibes

echoes

桧枝岐歌舞伎

" 桧枝岐の舞台 "
福島県南会津郡桧枝岐村にある農村舞台です
国の重要有形民俗文化財にも指定されています

800px-Farm_village_Kabuki_stage_Hinoemata-no_Butai
何事もないとこんな感じなんですが・・・

桧枝岐村字居平にある鎮守神の境内にあり、江戸時代に
建築された舞台なんですけど、明治26年(1893年)の村の
大火で焼失してしまい、現在の建物は明治30年代の再建

歌舞伎が行われると・・・一変
no1_img
どや!

舞台は奥会津に見られる" 曲谷造 "の民家と似ていて
ほかの地域の農村舞台とは異なっています

農村舞台の一典型をなすものとして、隣町の南会津の
" 大桃の舞台 "(いつか紹介)とともに昭和51年(1976年)
8月に国の重要有形民俗文化財に指定されました

指定されたのは、建造物の舞台のほか、観客席である
敷地も含まれています
_MG_8664g
県内外から歌舞伎を観にお客さんがたくさん来ます

毎年5月12日、8月18日、9月第1土曜日に、村内の
" 千葉之屋花駒座 "によって演じられる農村歌舞伎は
" 桧枝岐歌舞伎 "として、平成11年(1999年)に
福島県の重要無形民俗文化財に指定されています
no3_img01
カッコイイ!!

桧枝岐歌舞伎は江戸時代より親から子、子から孫に伝承
270年前に購入された" 浄瑠璃本 "が残っていることから
270年以上の歴史を持っているといわれています

いいですねぇ、このような" 文化 "はいつまでも
残してもらいたいものです・・・

では、この辺で
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングならblogram

もしこの記事が気に入って頂けましたなら、はてなブックマーク等で                      シェアをお願い致します  励みにになります

Add to netvibes

echoes

磐梯熱海温泉

磐梯熱海温泉は福島県郡山市にある温泉街です
( 旧国:陸奥国、明治以降は岩代国 )
atami-kouyou
泉質:単純泉 単純硫黄水素泉
新潟県の" 月岡温泉 "、いわき市の " 湯本温泉 "とともに
" 磐越三美人湯 "に数えられています

郡山市の奥座敷として歓楽街温泉であったことから規模の大きい
ホテルも多いです
温泉街は磐越西線・磐梯熱海駅のすぐそばと、" 五百川 "に
沿って旅館が建ち並ぶところと二つに分かれてますが、非常に
近接しているので、通常は一つの温泉街として扱われています
800px-Gohyakugawa
δ 磐梯熱海温泉近くの五百川 δ

五百川の渓谷沿いにある温泉街の方が比較的歴史が古く
現在も20数件の旅館が営業しています
源泉は五百川沿いに共同のものがあるほか、専用の源泉が
あるホテルや旅館も多いです

共同浴場は" 宝の湯 "と" 錦星湯 "の2軒が営業
足湯は磐梯熱海駅前と五百川沿いにあり、日没まで無料で
使用することができます また、各旅館が設置している足湯も
いくつかあって、無料で使用することができます
1024px-Bandai_atami_01
δ 磐梯熱海駅前の足湯 δ

スポーツ施設が多いのも特徴で、温泉街の近くにはプールや
多目的アリーナを備えた" 郡山ユラックス熱海 "、ふくしま国体と
スポーツ祭東京2013の会場となった" 磐梯熱海アイスアリーナ "と
郡山スケート場の両スケート場、多目的グラウンドや体育館
熱海サッカー場などを備える" 磐梯熱海スポーツパーク "
" 郡山熱海カントリークラブ "など多くのスポーツ施設があります
なもんで磐梯熱海温泉旅館協同組合では" スポーツ温泉 "と
謳っているとのこと
80388
開湯は800年前であると伝えられています
" 熱海 "という地名は、奥州合戦の後にこの地の領主となった
源 頼朝の家臣・伊東祐長の出身地である伊豆にある
" 熱海温泉 "に由来します ↫ ツナガッタ

南北朝時代から室町時代初期の頃、公家の" 万里小路藤房 "の
娘" 荻姫 "が不治の病にかかり、夢枕に立った不動明王から
" 都から東北方面に行き500本目の河岸に霊泉がある "と
お告げを受け、これに従って磐梯熱海温泉に辿り着いた
荻姫は、湯治して全開したと伝えられています
slider3
これに感謝して侍女雪枝が不動明王を祀ったのが不動滝近くに
ある" 大峯不動尊 "だと云われています
また、温泉街を流れる" 五百川 "はこの伝説が名称の由来

1918年に" 四季彩 一力 "が創業( 高級旅館でーす )
1970年全国植樹祭で昭和天皇が" 一力 "に宿泊
1995年、秋篠宮殿下が" 一力 "に宿泊
2015年、イギリス王室のウィリアム王子が来日し
" 一力 "で夕食会が催され宿泊

って、" 四季彩 一力 "スゴイなぁ
" ホテル 華の湯 "に押されてたかと思っていたが
さすが老舗旅館だけあるわ
因みに・・・泊まったことはありません
( 足湯の下に貼った写真が" 四季彩 一力 "だよーん )
868b88ddf687a12e2a4db5d57ec0ce2a07_20065_d

子供のころは、日帰り温泉で大変にお世話になりました
時が経つにつれて共同浴場などが少なくなりましたが
現在も福島を代表する" 温泉街 "であることは
間違いありません
tra-map1-10

では、この辺で
ブログランキング・にほんブログ村へ
ブログランキングならblogram

もしこの記事が気に入って頂けましたなら、はてなブックマーク等で                      シェアをお願い致します  励みにになります

Add to netvibes

echoes
Twitter
Google+
Blog Ranking
Blog Mura

Fukushima Circulation~ 福島県を巡って ~